現代の核家族の増加と共に若者の都市指向により地方の過疎化が問題としてとりあげられることが多くなりました。過疎化が進むことによって空き家が増えてきており、思わぬトラブルのもととなることがあります。
まず、建物の築年数が古い場合というのは老朽化により倒壊の危険性が考えられます。朽ちてきた建物は風雨や積雪・地震などで倒壊し、近隣住宅などに被害が及びます。その場合適切な対応ができなければ損害賠償の請求を受けることもあります。家だけでなく庭も草木が伸び放題になっていると蜂や蚊などの害虫が増える原因となります。対策としてはしっかりとした修復をするか、修復不能な状況では更地にしてしまうほうがいいでしょう。
また、人の目が行き届きにくいというところから放火の被害にあいやすくなります。空き家周辺の手入れがされず草木が枯れてしまったものや家周辺に置かれた家具・郵便受けに詰め込まれたチラシなどが放火されやすく家自体も木造のものは燃え広がり被害が大きくなります。対策としては、荒れ果てた庭やチラシが詰め込まれた郵便受けなど一目で空き家と分かる状態にしないことです。近隣の住宅にも注意してもらうことも有効です。
更に、不審者の侵入や動物の侵入という問題もあります。生活用具を残したままの空き家は不審者の格好の寝場所となり知らない間に居ついてしまうということもあります。不審者が居ついてしまうと治安の悪化につながります。少量でも食料が残っていると動物が侵入し、糞尿や病原菌などにより衛生環境の悪化につがなることもあります。
●空き家をお持ちの皆様へ
空き家問題が最近テレビや新聞等で報道されております。
空き家は町並みの景観・治安の悪化・近隣住民へのご迷惑等の問題があり、国も空き家対策法を施行し、固定資産税の優遇税制の廃止、強制撤去等を実施することになりました。
テレビ報道によりますと、空き家が増加する主な理由は、親が住んでいた家を売却したくない又は相続問題が解決しない等のようです。
当事務所では貴重な資産である空き家問題解決のプロフェッショナルである株式会社アポロ・エステートと連携し、最適な解決策をご提案しの問題解決のお手伝いをさせていただきます。
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弁護士法人岡田綜合法律事務所(東京都中央区/京橋)|空き家をお持ちの皆様